最近、意識して
「余白をつくる」ということを大切にしています。
散歩をして自然を感じたり、
軽く体を動かして身体の感覚に意識を向けたり。
その中のひとつとして、
ここ1年ほど、毎日
朝と夜に、瞑想を続けています。
人は1日に1万〜6万回も思考していて、
さらに、言葉を選んだり、食事を決めたり、
動作を含めると、3万回以上の決断をしているとも言われています。
その結果、
脳が疲れて、集中力や判断力が落ちてしまうそうです。
また、日常の中で
「これくらいなら我慢しよう」と思うような
小さな我慢も、積み重なると、
自分でも気づかないうちに感覚が鈍ってくると感じます。
そんな毎日の中で、
意識的に頭の中が静かになる時間をとる。
何かを考えようとせず、
ただ「今」を感じる時間を持つことで、
空の青さに感動したり、
季節の香りや自然がつくりだす彩りに心が動いたり。
以前より、
日常の中のひとつひとつが
とても贅沢な時間に感じられるようになりました。
感覚を取り戻してきている、そんな感じがしています。
そして、こういう時間を過ごしていると、
ふと思いがけないアイデアが湧いてくることもあります。
これからも、こういう「余白の時間」を
大切にしていきたいなと思っています。

