頑張る角度

私は普段、全く読書をしないのですが、先日友人宅を訪れたとき
「島田紳助の100の言葉」という本を友人が持っていたので、興味本位で読んでみることにしました。

その中で一番印象に残った言葉が、

「少しづつ、ほんの少しづつ、ずーっと頑張る。それが人生、勝つ方法です。
その頑張りは角度にしたら1度です。
でも、たった1度の先は、大きく離れています。
たった1度なら、誰でも努力できるはずです。」

私にとって頑張るということはとても難しいことだと感じていて、
長くは続かないし、途中で必ず疲れてしまって嫌になることが
自分の中でコンプレックスでもありました。

でもこの言葉の「頑張る」はいままで自分がしてきた頑張るとは少し違うような気がしました。

すぐに結果が欲しくて90度、180度の頑張りをその瞬間だけするよりも
たった1度の頑張りは、いますぐに結果が出なかったとしても、その1度をずーっと続ける、
それが大事なんだと考えさせられました。

今まで持っていた「頑張る」という言葉に対する固定概念が、自分をしんどくさせていましたが
この言葉によって少し楽になった気がします。

たった1度、その1度の先を楽しみにずーっと頑張りたいと思いました。 K