変化を受け入れる大切さ

私は旅行に行くことが好きで、いつか日本全国制覇するのが夢です。
最近自炊をすることが増え、その延長でかわいい食器を集めることにハマっており
興味を持った有田焼の産地佐賀県の有田町に3連休を利用して行ってきました。

有田焼というと華やかな絵付けがされていて、
高級な料亭で使用されているような、敷居が高いイメージでしたが、
実際行ってみると普段使いができるような手頃でシンプルなものも多く、
自分で選んだ有田焼のカップでコーヒーが飲めるカフェがあったり
伝統工芸を若者や外国からの観光客にひろめようと
概念にとらわれず、若い世代の職人さん達が工夫をこらして試行錯誤されていました。

その反面、駅前から少し離れた小さな商店などでは職人さんの高齢化や後継者不足で、
釜じまいセールとのぼりを掲げて営業されている店舗もあり、複雑な気持ちになりました。
そのお店に入ってみるとおじいさんが一人で営業されていたのですが、気さくに有田焼の歴史や作り方を丁寧に教えてくれ、
「自分達が守ってきたものを、こうして若い人達が進化させながら一生懸命色々な方法で発信してくれている事が嬉しい」と嬉しそうにお話しされているのが印象的でした。
自分達の続けてきた伝統の変化を嫌がらず、それを受け入れるだけでなく感謝をされている謙虚な姿勢に
固定概念をとっぱらい、変化を恐れず、新しい物事や考え方を柔軟に受け入れて前向きに挑戦し続けることの大切さを感じました。

有田焼に限らず、日本にはまだまだ自分の見たことのない景色や伝統工芸など、
日本の良さを再確認できる場所が沢山あると思うので、全国制覇を実現できるよう全力で仕事に励もうと再認識した連休でした!