元気をもらえた言葉

先日祖母が亡くなり、急遽お休みをいただきました。
お通夜やお葬式には祖父母の兄弟や祖母の友人がたくさん来ており、祖父母の兄弟は遠くに住んでいるので顔を合わせるのは久しぶりでした。
空き時間や食事の際に、私の近況や相手の近況をお話しする機会があり、そこで『笑顔でニコニコ話してくれるから話すのが楽しい』と嬉しい言葉をかけてくださる方や、別れ際には『あなたと話したら元気もらえたわ。またその笑顔が見られるように長生きするわね。また会いましょうね。』と手を握りながら声をかけてくださる方もいました。
祖母が息を引き取った直後から、病院のベッドで眠る祖母を見守り、葬式が終わるまでずっと傍で見届けていたので、身近な人の死、人間の死を身近で感じたことが初めてで、なかなか受け入れることができませんでした。しかし、その言葉に私自身も救われ、どんな時も笑顔でいることで、相手も幸せにすることができると感じた瞬間でした。

また、前職でインテリア商材の営業職をしていた際も嬉しいお言葉をいただくことがありました。お客様と打ち合わせする際に、『あなたとお話しするのが楽しくて、打ち合わせがいつも楽しみです。ありがとう。』とお声かけいただいたり、メンテナンスで久しぶりにお会いするお客様からは『久々で話したいことがたくさんあるからゆっくりお茶飲んでいって。元気もらいたくて。』とお声がけいただくこともありました。そういった言葉をかけてくださった方の名前や顔は今でも忘れないくらい嬉しかったことを覚えています。

どちらの出来事も、私自身は楽しい話ができてよかったという気持ちでしたが、私が人と関わることで相手を笑顔にできること、またそう声をかけてもらうことで私自身も元気をもらえました。今でも落ち込んだ時には、その言葉を思い出して明日も頑張ろうと思えるくらいです。

実際に些細なことでも自分が感じたことを言葉にすることで、相手にとってプラスになることがあり、言葉の力はすごいと改めて感じた出来事でした。そして、私自身も日常のどんなに小さいことでも相手に感謝を伝えることを大切にしたいと思い、日々意識しながら過ごしています。