タイムスリップしてきた自分

今から、最近の私が日常生活で意識している考えについて話します。

それは、今の自分を後悔した未来からタイムスリップして
やり直しに来た自分だと思う、ということです。

みんな誰しも大きかれ小さかれ後悔をしたことがあると思います。
お腹が空いているからとご飯を頼みすぎてしまった、
横着してお皿を運んだら落として割ってしまった、
好きな人に好きと言えなかった、など
あの時こうしておけばよかった、と思う瞬間は
人生に必ずあると思います。

冒頭で述べた今の自分を後悔した未来からタイムスリップして
やり直しに来た自分だと思うというのは
後悔する未来を想像して
今この瞬間を、あの時こうしておけばよかった、のあの時だと思い
一歩踏みとどまって考え行動するということです。

人生には台本はなくて
自分が監督であり主人公であり即興で物語を作っています。
ハッピーエンドにするのか、バッドエンドにするのかは
今の自分が決められます。

私は前職がきっかけで精神病を患いました。
毎日会社から帰る道で事故にあって死なないかなと考えていました。
見かねた複数の友人にお願いやから仕事をやめてほしいと懇願され
その時は自分の意志ではなく周りの言葉で仕事を辞めました。

お前が辞めたら俺のせいになるから俺から外れるまでは辞めるな、
と上司から言われた言葉に従い辞められずにいた私に
友人たちが、私がそこで働き続けて後悔する未来を想像してくれて
冒頭で言う、「あの時」の軌道を修正してくれました。
当時の会社で得た厳しい教えや得た資格などは
今仕事をする上で確実に役に立っているので
前の職場での経験から今の私があると思っています。
厳しい教えがなければ今仕事に真剣に向き合えていなかったと思うので、
精神病も後遺症はあるものの回復していますし
引き際を間違えなかったので経験としての後悔はありません。

私は今のこの仕事と仲間が本当に大好きです。
学生時代に不完全燃焼で後悔に終わったSNSを極められたり、
自分が立つことのできなかった表舞台を裏から演出したりできることが
本当に楽しいです。
友人たちのおかげで後悔を未然に防ぎ
成功の人生を送ることができています。

あの時は自分の意志ではなく周りによって後悔する未来を防ぐことができましたが、
自分の力で小さなことから後悔しない未来を創り上げていきたいです。

最初は簡単なことから、
今は絶対いつかのあの時になるので
本当に今日モバイルバッテリーを持ち歩かなくてもいいのか、
ディズニーのチケットを取るのは来週でいいのか、
遠くに住むおばあちゃんにそろそろ会いに行かなくてもいいのか、
一度踏みとどまって考えてみてください。

誰かが死んだとき、自分が死ぬときに
あ~やり切ったな、何も間違っていなかった、
これ以上ない終わり方だなと思るような人生を送りたいです。

MR