私のおばあちゃんは私が幼い時から父と母と一緒に焼肉屋さんを経営していました。
小学生の時、学校から帰ってきたらおばあちゃんに今日あった事を話したりしていました。
私が学校で喧嘩して「あの子嫌いやから無視する!!」とおばあちゃんに伝えたら、
「嫌いやから無視するとかいじめるとかしたら今はいいかも知らんけど後々痛い目見るよ!!」と教えてくれました。
私はその当時はあまり理解していなかったのですが、今となれば痛いほどわかる気がしました。
ある日、いつも通り学校から帰ってきておばあちゃんと話してランドセルを置くために自分の部屋がある2階に上がりました。
すると下でお父さんが「オモニ!!!!!」と叫んでいておばあちゃんは救急車で運ばれていきました。
おばあちゃんは脳梗塞になってしまいあの日以来会話ができなくなりました。
ついさっきまで楽しく喋っていたおばあちゃんが急に倒れ、会話ができなくなったという現実がその時はまだ受け入れられない状態でした。
それから約10年間闘病生活を行いました。
病院にお見舞いに行き、私がふざけたりするととても笑ってニコニコしていました。
でも、病状はだんだん悪くなっていき最後の方は足が黒くなっていましたが、おばあちゃんなりに頑張っていました。
最期もコロナの影響でお顔が見れないかもしれないですと医師から告げられていましたが、
先生のおかげで顔も見れてみんなに見守られながら天国へ逝きました。
今までにないぐらいの絶望や悲しみがありましたが、
最期までおばあちゃんらしいなと思いました。
今までおばあちゃんが教えてくれたことを武器にして
自分を大切にしてくれる人を大切にし、みんな平等に対応し
仕事もバリバリ頑張っていこうと思いました。