私には今までの人生で様々な出会いがあって、その中でも出会えて良かったなと思う友人がいます。
その子とは18歳の時に専門学校で出会いました。
なので付き合いとしては自分の人生の半分以上を過ごしてきています。
私は在学中に、当時は就職氷河期ということもあって、就職活動が上手くいかず、卒業後は希望ではなかった販売のアルバイトをしながら、企画職への転職活動をしていたのですが、1年以内に企画職に携われなかったら一度地元に帰ろうと思っていました。
かたや友人はその当時、人気のあったブランドにデザイナーとして勤め、デザインをしていました。
休みの日にあったりするときは、転職活動の悩みを相談することもあったりして、その時には「良い着眼点を持ってるんだから、諦めずに頑張って」と励ましてくれていました。
なので自分の会社で募集をかけるとなった時に真っ先に私に声をかけてくれて、運良く私は希望だった企画職に携われることができました。
私には出来るだけ長くアパレル職に携わりたいという夢がありますが、今思うとこのきっかけをくれた彼女に感謝しかありません。
彼女は自分で常に新しいことにチャレンジをしていく性格で、今までもそんな彼女から沢山の刺激をもらってきました。
転職、結婚、出産、育児を仲間の内の誰よりも早く経験して、自分が感じたことをいつもみんなに話してくれもしました。
そんな彼女は、数年前に地元の東京を離れて、旦那さんの故郷で、3人の子育てをしながら、子供向けの小物ブランドを立ち上げ奮闘しています。
旦那さんが作った布で、全て手作りで作成しており、自分の手が足りない時には周りのママ友達や、たまたま近くに住むことになった専門学校時代の友人に声をかけて、しっかりと仕事として依頼をしているそうです。
そういったところもすごく彼女らしいなと思っています。
今の彼女の新しい夢のひとつははそのブランドを広げていくことだと思います。
SNSで拡散したり、有名なセレクトショップに置いてもらったり、東京での個展をしたりして、着実に一歩一歩ブランドをつくりあげていっています。
来月には念願の関西で初めての展示が決定おり、今度はわたしが彼女の夢のお手伝いが少しでもできたらと思い、実際にお手伝いをしにいく予定です。
今は住んでいる場所もかなり離れていて、実際に会うのも数年に1回くらいになってしまいましたが、それでも刺激を与えてくれる友人がいてくれることにとても感謝しています。
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