おばあちゃんとの出会い

コロナ前に行った犬島で出会ったおばあちゃんの話をします。
岡山と、小豆島の間にある小さな島なのですが、そこは昔銅を作っており、大きな煙突がある銅の製錬所(せいれんじょ)がいまだに残っており歴史を感じさせられる雰囲気をだしていました。
今は綺麗な美術館になっていて、美術館最後に90歳ぐらいのおばあちゃんがガイドをされておりました。

島ではレンガが敷き詰められており、レンガの色が黒く、精錬所でいらないカスの鉄がはいっているレンガのため赤色ではないそうです。
おばあちゃんの子供のころは裸足で駆け回っていて遊んでいて、製鉄所は子供達の遊び場だったそうです。

また戦争中は食べるものもなくて、隣の岸に見える向こう側真っ赤になって怖かった事や、怯えて過ごしたことを話してくださいました。

今あまり戦争中の事を聞く事がほとんどいないなか、島のよさを伝えるために毎日お話しをされてるおばあちゃんに出会い、とてもいい話が聞けてよかったと思いました。

今平和な日本で大切な人とはいつでも会える環境が当たり前になってきてるなか、今戦争中でいつ死ぬかもわからない現状を生きている所もあって、家族に会える大切さをあらためて感じさせられる出会いでした。

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