自分で物事を調べ思考すること

現代では誰でも簡単に欲しい情報を大量に手に入れることができるようになりました。

私たち人間は簡単に情報を手に入れることができる分、その情報を読んで自分で思考することができなくなっているそうです。

考えること、精査することが苦手なため、誰かがまとめた情報、偉い人が発言している内容を見て(また自分の希望的観測に合っているもの)をそのまま鵜呑みにすることが多く、そしてこの誰かがまとめた情報というものはその書いた人の思想、感情が入っているため、どこかに偏っていて決して純粋な情報ではありません。

特に政治や、歴史、ワクチン、地球環境等の情報は一般人からしたら調べていたらキリがない例で、誰かがまとめた情報、情報番組を頼ってしまいます。このような人たちは時に情報弱者と言われます。

私も携帯電話やパソコンを持ち始めたときは、この立場にいました。

例えが少し極端ですが、中東のシナイ半島北東部のガザ地区の状況を調べるとき、大きくイスラエル・イスラム・パレスチナ・エジプト・アメリカ・イギリス・宗教・難民・歴史・戦争のキーワードが必ず上がって来ます。

このキーワード達を見るだけで調べるのが嫌になりますが、ちゃんと深くひとつひとつのキーワードを知っているのと軽く上辺だけ知っているのでは雲泥の差があります。

今自分で思考できるようになっていても、またこの立場に陥りやすいので、時間が惜しいからと言って絶対に誰かがまとめた情報だけを見て判断するのではなく、時間はかかりますが色んな角度から見た情報やその分野に精通している専門機関の情報をいくつも読んでそこから思考し精査してブレないように生きていきたいです。