心の免疫力

3月になると、毎年憂鬱な花粉症のアレルギーの季節です。
寒暖差も激しい気候が続いたせいか今年は年明けから体調を崩しがちでした。

そして我が家は子供の受験を控えていたので、子供自身の体調管理もしなければならなく、緊張感のある冬を過ごしました。
これから卒業式や入学式、説明会などが控えているので、身を引き締めて体調管理をしていこうと思っています。

体調は免疫力が深く関係していると思いますが、心の免疫力をあげることも身体と深く関係していると日々感じています。
ストレスをため込みすぎると睡眠などにも影響し、自律神経が乱れ、免疫力が下がり風邪をひきやすくなります。
免疫力を上げる方法としては、体を温める・バランスの良い食事・適度な運動・腸内環境を整えるなどがありますが、一番簡単にいつでもどこでもできる方法は【良く笑うこと】です。
声を上げて笑うことができなくても、「作り笑顔」をするだけでも脳のドーパミン神経活動が活発になり、快の感情が引き起こされたという研究報告もあるそうです。
笑った時や気分のよい時に脳内に分泌される物質があり、笑顔は若さを保ち、さらには癌にも打ち勝つ最強の脳内物質なのだそうです。

「一怒一老(いちど いちろう)」
「一笑一若(いっしょう いちじゃく)」
これは中国のことわざで、人は1回怒れば1歳年をとり、1回笑うと1年若返るという意味です。

家庭では、思春期の子供と接しているので、ついつい眉間にシワが寄ることが増え、笑顔から程遠い表情の時がありますが、互いの妥協点を見つけながら、自分の為にも子供の親離れの一環としても見守り体制を心がけたいと思います。
私が笑うと子供もつられて朗らかになるので、そんな時はやっぱり笑顔はよい連鎖だなと思います。
私も誰かに笑顔をもらうと心が前向きになります。
簡単そうで感じても心に余裕がないと笑うのは難しいかもしれませんが、辛い時こそ笑うことを意識して職場でもプライベートでも家庭でもできる限り笑顔で免疫力を上げていきたいです。

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