2年前に東京オリンピックのチケットを当てて、本当は先週見に行くはずでしたが、無観客になってしまったので家でオリンピック観戦をしていました。
観戦していて私が一番興味を持ったのは開会式でMISIAさんが着用していたカラフルなドレスで、調べるとトモ・コイズミさんという方が手掛けられていました。
彼は14歳から独学でデザインや縫製を始めて衣装やドレスを作られている方で、
2019年にインスタで自作のドレスをあげたことをきっかけに世界的なスタイリストさんの目に止まりコレクションでデビューを果たしたという夢のような話があるのですが、
コロナ禍でもあり、シンプルで実用性のある服が主流になっている中で実用性のないトモ・コイズミさんのドレスが注目されているのは彼自身が「服を通じてエンターテイメントとしての役割を果たしたい」という強い信念を持っていたこととそれに対して自身が新しいマーケットを作れたからだと思いました。
今ある環境の中で自分の役割を見つけるのではなく自分の役割を果たすために環境を作るという発想が大事なのだと感じ、仕事や自分自身の現状においても考えさせられるきっかけになりました。
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