今週末から始まるお盆休みは、私が社会人になってから
過去1番長い長期休暇となります。
そのため今年は例年より長く地元に帰省するので、
今日は、帰省に対する考えが変わった
数年前の出来事について話ししたいと思います。
私は、仕事中は気を張って頑張っていますが、
プライベートでは能天気でマイペースで
後先考えずに行動してしまう性格です。
兄や姉達はみんな頭も要領もよかったので、
比べると幼い頃から色んなことで
親に心配や迷惑をかけた末っ子でした。
19歳で大阪に出てきてからも、親への連絡は最低限で、
実家に帰らない年も度々あったので、母からはたまに
「生きてますか?」
と一言だけLINEが来ていました。
姉達は結婚して子供を産み、頻繁に帰省する姉達から
家族LINEに送られてくる賑やかそうな実家の様子を見て、
『私が帰らなくても、寂しくは無さそうだな。』
とついついまた帰省を後回しにしていた数年前のある日、
私は珍しく数日寝込むほどの高熱を出しました。
たまたまそのタイミングで母から恒例の
「生きてますか?」
の連絡が来たので、
『生きているけど熱で寝込んでるよ。』
と返事をしたら
地元の鳥取からはるばる大阪まで母が看病をしに来てくれました。
正直、私ももういい歳なのにそこまでしなくても…と思っていましたが、
料理の材料などがたくさん詰まった袋を両手に持って、
心配そうな、でもどこか嬉しそうな表情で現れた母を見た時に、
孫が何人産まれようが、私が何歳になろうが
親にとって私は子供であり娘なんだなと感じました。
私は4人兄弟の末っ子なので、両親はもうすぐ70歳を迎えます。
私に沢山の時間と労力を費やしてくれた人のために、
恩を返せる時間は限りがあるのに私は何してたんだろう
と、その時ふと今までの自分の行動を思い直しました。
その年から少しずつ帰省する回数や連絡の頻度を増やすようになり、
今に至りますが、それでも3泊以上の帰省は約10年ぶりになるので、
親や家族とたくさんの時間を過ごしたいと思っています。
こうやって遠方にいる家族との時間を作れる休暇をいただき、
本当にありがとうございます。
いつも私が会社に迷惑をかけていないかを気にしている
親の心配のタネを少しでも減らすために、
仕事で成果を上げることもまた親孝行のひとつだと思っているので、
これからも日々努めていきたいと思います。