わたしは、自分からする行いと自分の身に起こることが
ちょうど同じになるように計算されていると思っています。
例えば良いことで言うと、誰かの落とし物を拾うと自分が落とし物をした時に
誰かに拾ってもらえたり、
悪いことで言うと、戦う場面で相手のミスをしめしめと思っていると
自分もミスをしたりするようなことです。
人にと思ってやっていることでも、結局は自分に返ってくるということです。
我々がよく言う、「日頃の行いやな。」というセリフも
この考えに基づいていると思います。
その行いは目に見える見えないは関係ないと思っていて、
誰も見ていないからしない、自分に得がないからしないのではなく、
のちの自分のためでもいいので、
困っている人を助けたり自分がされて嫌なことはしないということが大切だと思います。
芸能人が養護施設などに多額の寄付をしたというニュースが流れるたびに、
偽善だ、とか知名度を広げるためにやっているんだという声をよく耳にしますが、
例え偽善でもそういった行動をすることに意味があると思います。
偽善だからしないというのは理由になっていないし、
何もしない自分を正当化するためだけのセリフに思えます。
電車で席を譲る、道に迷っている人に声をかけてあげるなど
簡単にすぐできることから、
結局は自分が困っているときに返ってくると思って、
いい行いだけができるように心がけていきたいです。
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