何事も行動から

コロナ禍により公私ともに動きに制限がかかっている昨今ですが、そんな逆境にも屈しず、新しいことに挑戦している友人の話をします。

 

友人はジオラマ模型(ミニチュア電車を走らせるための情景模型や建物の縮小模型…etc)を制作する職人をしています。

仕事自体は順調なのですが、職人さんのほとんどがご年配の方で、コロナの影響を受けないよう、工場への出社規制が入ったそうです。

在宅で作業をするにも限界があるらしく、仕事がしたくてもできない状況に追いやられ、何かしら自分のスキルを活かしてやれることはないかずっと考えていたそうです。

そんな中、ふとYouTubeをみていると、受験生に向けて短い授業を配信している方がいてその方の授業が解りにくく モヤモヤしていたそうです。

友人は前職 塾の講師をしており、配信者と同じく中学生の受験生を対象に授業を行っていたそうです。

生徒さんに解りやすい内容だったらしく、結構人気の講師だったと自慢をしていました。

「自分だったらこうやって教えてあげるのに…。」と思いながら観ていたら、

「だったら、自分が教えてあげたらいいんだ!」と思ったそうです。

思い立ったら吉日ということで、実家に保管していた当時の教材を全て家に送ってもらい、黒板や配信用の撮影器材の準備を進めているそうです。

 

現在まだ配信は未定とのことですが、この思い立った後の行動力はとても尊敬できますし、自分に置き換えた時にこの行動力は自分には無いものなので、話を聞いていてとても魅力を感じた一面でした。

こんな状況だからこそ、後ろ向きに考えて行動するより、友人のようにポジティブに良い方向へ向かえるような考え方をして、少しでも楽しく日々を過ごしていけたらなと考えさせられたお話しでした。

 

by A