先月、娘が0歳から通っていた保育園の卒園式を迎えました。
子どもにとって人生最初の6年間、
自分にとっても怒涛の6年間でした!
パタンナーの仕事を続けたいという思いから、共働きの道を選択しました。
乳児期は免疫がなく、あらゆる感染症にかかりました。
月の半分、仕事を休む事もありました。
職場に迷惑をかけてる、けど、子どもを守れるんは自分しかいない。と葛藤する日々でした。
保育園で同じような悩みや迷いを抱えながら子育てをしてるお母さんもいます。
クボタでトラクターの設計をしているお母さんと仲良くなりました。
私と同じく仕事でCADを使ってます。
作ってる物は違うけど、似た流れの仕事をしているので話も合って、
納期がやばいなぁとか冗談を言い合ったり、たまに飲みにいったり、仲良くなる事ができました。
歳を重ねるごとに友達を作る機会も減りますが、子育てを通じて新しい出会いが増えるのは嬉しい事です。
ある時、子どもの体調不良でお休みをする事がありました。
やりかけの仕事への不完全燃焼や会社にフォローしてもらう罪悪感もあります。
その友達も同じ様な話を上司にした事があり、こう言って頂いたみたいです。
こういうのは順番やから、気にしないで、子どもから手が離れた時にその分返したらいいと思うよ。
もちろん、中途半端に仕事をしてもいいと言う意味ではなく、一生懸命なその子を見てかけてくれた言葉だと思います。
どうしようも出来ないことに向かって挑戦し、理想を掴むという事ももちろん大切です。
でも、どうしてもどうしようもない事があるのも事実です。
できない事に対してウジウジ悩むよりも起きた問題に対して、どう対応して行動するかが大切だと思います。
口で言うのは簡単ですが、失敗とか後悔を糧にもっともっと成長できるように頑張ろうと思います。
なんやかんや母子ともに初めての事に奮闘しながら、卒園式を迎えました。
卒園式のイベントで、親から子どもへの言葉がありました。
私も含め、進学する子どもへの叱咤激励が多い中、クボタのママのお子さんの順番がきて、、
毎日、きみが頑張って保育園に通ってくれたおかげでママは大好きな仕事を続ける事ができました。
ありがとう。
もっとご飯を早く食べてくれれば、、
グズらず保育園に行ってくれれば、、
こうしてほしい、ああしてほしい、、
忙しさに大切なことを忘れかけていました。
認めて感謝するってすごく大切です。
自分も相手も幸せになれるし、前向きになれます。
生活の中心が子どもになり、葛藤の毎日でしたが、気づけば自分と子どもの分だけ苦労も喜びも何倍も楽しい人生になりました。
思い返せば自分の親も私のことで真剣に悩んだり喜んでくれたり同じだなと思います。
子育ては楽しいですが、苦労も多いです。
ですが、子どもの成長と一緒に自分も成長できます。
この経験談が少しでも、これから子育てをする女性の役に立てれば幸いです。