人生において一番大切なもののひとつ、人間関係について。
ドイツの元首相ヘムルート・シュミットという方の言葉。
「成功したとき、お金をかけて盛大にお祝いしてくれる関係性と、失敗したり、落ち込んでいるとき、そっと手を差し伸べ、士気を上げ、一緒に先を見てくれる関係性。私は後者の方が素敵だと思うし、そういう関係性を大事にしていきたい。」
もちろん、私たちには盛大にお祝いすることは容易ではないし、その人のことを想ってお祝いすることはとても素敵なことだとは思います。
ただ、改めて考えてみると、「後者」のことをあまり意識できていなかったかもしれない、と自分自身を振り返りました。
それは、同僚や友達だけでなく、家族やパートナーに対しても同じことが言えると思います。
特に日本人は、人と人との距離が比較的遠く、落ち込んでいる人に対して、
「今はそっとしておこう」とか、「あまり深く触れない方がいいのかも」といった気持ちが働いてしまうことが多い気がします。
もちろん、私もその一人ですので、私も「後者」を大切にしたいし、自分自身が「後者」でありたいなと思いました。
written by k