ある小学3年生の男の子の自由研究の記事を目にしました。
自由研究のテーマは『男の子のヘアドネーションを知ってもらうこと』でした。
ヘアドネーションとは、31cm以上の寄付された髪の毛を使用し、
頭髪に悩みを抱える18歳以下の子供達へウィッグを無償提供する活動で、
実際にこの男の子も寄付する為に髪の毛を伸ばしていました。
男の子がヘアドネーションをしようと思っても、
『学校の校則で切らなければならない』や『からかわれる』という問題があります。
その子は、ヘアドネーションを知ってもらえば
男の子もやりやすくなるのでは?と考えテーマにしたそうです。
その子は、ヘアドネーションのイベントに参加し、参加している男の子にインタビューしたり、
ヘアドネーションのマークを知っているか駅や家の近所の100名にアンケートを行ったりしていました。
アンケートの結果、マークを知っている人は0人。
私もマークは知らなかったのですが、全員が知らなかった事には驚きました。
男の子がヘアドネーションをしやすくするには、
このマークを知ってもらわないといけないと考え、
知ってもらうために新聞社やテレビの人にメールをしたそうです。
その結果、実際にネットなどで取り上げられ、私はその記事を読んでいました。
男の子が髪を伸ばそうと決意したことも凄いと思いましたが、
周りにからかわれても髪を伸ばし続けたり、
小学3年生の男の子が知らない人に声をかけアンケートしたり、
知ってもらう為にメディアに声をかけたり、
不安な事や大変だったことが沢山ある中で
強い思いをもって、その思いに向かって進む力ややり抜く力は見習わないといけないと感じました。
何に対してもしんどいことや大変なことはあるけど、
強い思いっていうものはとても大切だなと今回小学生の男の子を通じて考えさせられました。
Written by k