最近感じたこと

少し前になってしまいますが、東京オリンピックの話をしたいと思います。
過去最多となる58個のメダルを獲得した中でとりわけ活躍が光った競技が男女ともに金メダルを量産した柔道ではないかと思います。
躍進の立役者は井上康生監督と言われています。
34歳の若さで監督に就任し、旧来の精神論ではなく、データ分析に基づいた練習を取り入れ、柔軟な発想で自立した選手の育成を目指したそうです。
『自分の時はこうだった』と現役時代の経験を押し付けず、一人ひとりにあった指導を心掛け、❝勝てば選手の手柄、負ければ監督の責任❞ともに戦う姿勢が自立心と信頼を育み、日本柔道は快進撃を繰り広げたと言われています。
現状や過去の成功に安住せず、中心者の意識改革がもとになり、周りの一人ひとりが主体者となって行動を起こしたからこそ新たな前進となったのだと思います。私自身も変化を待つ傍観者ではなく、変化をつくる価値創造の人でありたいと思いました。

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