先日母方の祖父に会いに福井県に行ってきました。
今日はそんな私の尊敬する祖父の話をしたいと思います。
祖父は、越前漆器に絵付をする伝統工芸士です。
25歳からこの仕事を初め、今では越前漆器伝統工芸士会の会長を務めたり、駅のポスターになっていたりするとっても自慢の祖父です。
しかし、時代と共に技術も進化していまいスクリーン印刷が増え手書きの絵付も需要が減少傾向にあり、
後継者も少なくなっているけれど、機械には出来ない技術が絶対にあると仕事を誇らしげに話してくれました。
80歳になった今も金継ぎ体験を実施したり、インターンシップ制度を利用して学びに来る学生や海外からの体験者などを積極的に受け入れる活動したり、
新たに地酒も作り始めたりとその行動力に毎回驚かされます。
私も、そんな祖父のような行動力があり何事にも挑戦できる強い力を持ちたいと会う度に思わせてくれます。
祖父のように絵のセンスは無いのですが、社会に貢献できる活動や自分なりの生き方を見つけていきたいと思いました。