変化を楽しむ

私の好きなコラムニストの女性がとあるラジオ放送で話していました。
【普遍的であることは停滞だと思う。
「あの人はいつまでも若々しく変わらないね」と言われる人ほど、どんどんすごいスピードで変わっていける人。
それは考え方だったり、食べるもの、着る服、聴く音楽、諸々。
本当に変わっていない人は古く見える。昔、最先端だった人は令和で遺産となっていく。
トレンドセンターやインフルエンサーになりたいわけではなく、脱皮できなくなるのはつまらない。
私は変わっていきたい。】

電車の中でこの放送を聴いていましたが、言葉が心に残り、とても共感したのを覚えています。
今あるものへの安心感や惰性、恐れによって、変化することをマイナスに考える人もいれば、その逆に変化を楽しめる人もいます。
古き良き時代と言われる文化や建物、歴史などを尊ぶことは素敵なことで、守っていくべく遺産でもあります。
それとはまた異なる、日々の日常の中にある些細な変化や、今の時代に順応することで得られる刺激や発見を大切にしたいと思いました。

ダイバーシティとかそんな言葉をよく聞くようになったのも、今の時代だからこそだと感じます。
この変化はとてもポジティブな世の中の変化であり、私は子供を育てる側の親となって、余計に人権について考えることも増えたように思います。
今の子供たちは私が学生だった頃より、多様性に富み、肌の色や人種は関係なく共に過ごす機会が増えているように感じます。
我が子の周りには日本人以外の友人も複数いますし、留学している子もいて、学校の授業でジェンダーについても学ぶ機会があったり、そういった社会的な学びの機会があることは素晴らしいことだと思います。

性別は男と女だけではないし、夫婦別姓や事実婚、女性が社会で働く生き方や尊厳などについて一人一人が考え選択する。
そんな風に人権が守られ大切にされる世の中になっていったらいいなと思っています。

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