今年、気候変動や地球温暖化の研究をされていて、ノーベル物理学賞を受賞された真鍋叔郎さんのお話です。
元々真鍋さんは、ご親族にお医者様が多い家系でご自身も医者になるために医学部に入学されたそうです。
でも、勉強しているうちに自分には向いていないと思われたそうで違う道に進もうと思い、何をしようかと考えた時に
ただ “空を眺めることが好き” ということだけで、気象の研究をしようと決めたそうです。
今では世界的に問題になっている、気候変動や地球温暖化ですが
真鍋さんが研究を始められた当時は、さほどメジャーな問題ではなく日本では十分に研究のできる環境が整ってなかった為
アメリカへ渡られて、国籍を変えてまでご自身のしたいことを貫き通して研究を続けた結果、今回ノーベル物理学賞を受賞されました。
真鍋さんの研究のすべての原動力は “好奇心” だそうで、好奇心に基づいて、本当に楽しく研究をされているそうです。
いまの若い人たちは好奇心だけで動く人が少ないと真鍋さんはおっしゃっていました。
周りが無理だと言ったら無理なのかもしれないと思い、やめてしまうことが多いけど
何かを始めるときは、自分が興味のあることなんであれば例えそれが難しいことであっても始める前から無理だと決めつけずに
一度挑戦してみることが大事だと、真鍋さんのインタビューを聞いて思いました。
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