東日本大震災の記事で目に留まる記事がありました。
その記事は、福島県の原発近くの避難所にいた方が後悔している事が
掲載された記事でした。
地震後、小学校が避難所となり、その方は小学校に勤める
教員の方で子供たちと屋外で炊き出しをしていたそうです。
その時、救助活動をされていた方から
『屋内に入ってください』と注意されたそうです。
その理由は原発の放射能による被ばくを防ぐためでした。
原発があるのだから、炊き出しにも注意が必要な事や
外に出ない方がいいことなどは想定できたが、
いざ緊急事態になってみると考えが出てこない。
少し考えれば子供たちの被爆のリスクを減らせたかもしれない。という
教員の方の後悔が書いてある記事だったのですが、
普段の生活でも大切な考えだなと私は感じました。
学んだことなど自分の引き出しが増えても
自分の中でなじんでなければ
とっさには出てこないし、
存分に自分の引き出しを活かすことはできないなと思います。
せっかく学んだり、得たことなのに
活かしきれないのはもったいないことなので
引き出しを増やすだけでなく、
かみ砕いて自分のものにしていきたいなと思いました。
K
