以前、このコロナウイルスの状況下で弊社生産工場と社長のご厚意で
社員の中でお子さんがいる方へ学校や保育園などに
マスクの援助を頂いたことがありました。
マスク不足で感染予防したくても出来ないお子さんがたくさんいらっしゃったと伺っていて、かなり緊迫した状況でした。
そんな中、最近のニュースで
マスクの在庫過多が問題の国があるという報道を聞いて
思うことをここに…
とある先進国が新型コロナウイルスの流行が収束に向かうにつれ、
しばらく前には想像もできなかった問題が生じています。
マスクの過剰在庫です。
そのため消費者に国産マスクを買ってほしいと呼び掛けているといいます。
新型ウイルスの流行ピーク時にはマスク需要が非常に高まり、
流行が終息してくると、メーカーの元には数千万枚のマスクが売れ残る事態となっている。
本当に必要なところに、いきわたっていない現状が世界中で起こっていることが分かります。
日本でも多くの企業が生産ラインを確保しているところが多い中、
お客様でマスクを生産販売している方がおり、
事態の終息がまだの日本でもピーク時より在庫消化率がかなり下がっているといいます。
ですが、そこの社長さんは「かなりの量生産しているが、利益は考えていない。必要としているところが多かったため生産した。たとえ在庫過多になったとしても本当に必要なところへ寄付するつもりで作っている。」
この言葉に心を打たれました。
このように考えてくださる企業様がもっと増えれば…
世界の需要と供給のバランスが崩れている中、
このように本当に必要な人にマスクがいきわたるよう考える方が増え、
一日でも早くこの状況が終息することを心から願っています。
Written by J