部屋の整理をしていると幼いころ、祖父にもらった「飯盒炊飯」や「軍歌集」などが出てきました。
終戦記念日が近いこともあり、祖父母が経験した戦争について調べてみました。
祖父の生前にうっすらと話しを聞いたことはありましたが、
私が幼かったこともあり、詳しく話してくれなかったことは覚えています。
祖母は広島出身、祖父はシベリア4年・満州4年と出兵していました。
子供には残酷すぎたのか、祖父自身が話したくなかったのか今となっては分からないことですが、
生前に聞き直せばよかったと思いました。
戦争を経験した世代の方々が少なくなってきている今日、
戦争を知らない世代がそれを知り、未来へと語り継ぐべきだと感じました。
想像もできないほど悲惨で深い哀しみに満ちた話しばかりで、知りたくないと思う方も多いでしょう。
ただ生まれ育った国のこと、同じ過ちを繰り返さないためにもひとりでも多くの人々が
知ることが必要なことのように感じました。
過酷な時代を生き抜いた方たちがいるからこそ自分たちが存在し、
今の生活が当たり前ではないことが、どれだけ貴重かを実感しました。
世界中で新型コロナが蔓延し、数ヶ月前とはうってかわって今も当たり前の生活ではないかもしれません。
ただ現在は見えない敵との闘いで、防ぎ方も対抗するすべも不透明ですが、
戦争は防ぐことのできる脅威だということだけは分かります。
だからこそ知っておくべき歴史なのだと感じました。
新型コロナが流行している現在でも、世界ではまだまだ紛争している国があります。
信じられない事実ですが、それが現実に起こっています。
そういう状況を少しでも知ることで、自分に何ができるか考えるきっかけとなり、
少しでも支援できるきっかけを生むのだと今回気づきました。
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