慰霊の日

6/23沖縄の人にとっては特別な1日でした。
今から79年前に起きた、アメリカ軍との地上戦の終戦した日で、亡くなった方の追悼と平和を祈り、慰霊の日という祝日が当たり前のように沖縄では意識づけられてきた日です。

沖縄戦では、20万人のも人が亡くなり、県民の4人に1人が命を落としました。
子供の頃から、慰霊の日には12時になると、南の方角に向かって1分間黙祷をするというのが、習慣的でした。
小さい頃は意味も分からず、とりあえず慰霊の日だから黙祷しないと、、
という意識で家族と一緒に黙祷したのを覚えております。

戦争を知らない私達ですが、
子どもながらにおばーちゃんが伝えようとしていた事は、今でも記憶に残っています。みんなと仲良くしなさい!!喧嘩はダメだよ。生きていることは幸せだよ。とよくおばーちゃんが言っていたのを今でも覚えています。

私のおじーちゃん、おばーちゃんは、戦争体験者ですが、90歳、97歳まで長生きしてくれました。

時代もどんどん変わり、今ではなんでも手に入り、何でも出来る時代です。
毎日食べれること、働けること、健康でいられること、すべてが幸せなことだと感じます。

何をどうしたら平和が続くのか、正直分かりませんが、自分にできることは、おじーちゃんおばーちゃんの言葉を忘れずに、家族、大切な人、仲間たちに感謝し、大切にして生きていきたいと新ためて思った1日になりました。

以上です。