家族で沖縄旅行に行った際、ひめゆりの塔の観光をしました。
ひめゆりの塔は沖縄戦で亡くなられた15歳から19歳の女学生、ひめゆり学徒の為の慰霊碑です。
アメリカ軍の上陸作戦が始まり、女学生達は日本軍の病院に動員され、
防空壕の中で負傷兵の看護の仕事をする事になります。
いつ攻撃を受けるか分からない戦場で食料運搬や水汲みの仕事も担っていて、
想像を絶する恐怖だったと思います。
1日ピンポン玉程度のおにぎりを食べて、狭い壕の中で横になる事もできず、
負傷兵の看護をしながら三ヶ月過ごしていたそうです。
10代の子どもが未来の無い生活をしていたと思うと、
戦争のない平和がどれだけ大事か分かります。
最終的に200人以上の学生が悲惨な最期を迎えたそうです。
私は取り上げて愛国心があるわけじゃないんですが、
原爆の落ちた広島市出身なので、小学校の時から熱心な平和教育を受けていました。
過去に原爆やひめゆり学徒隊のようなたくさんの犠牲があった事、
日本が今の形になった歴史や戦争の悲惨さを
自分の子どもや次の世代に伝えていかないといけないなと思いました。
今も世界ではいろいろ起きてます。
忘れないようにしないといけないと改めて感じました。
M.A