私の実家は名字から住まい等も受け継がれており、5.6代目になると言われています。
過去、太平洋戦争を経験した方々もいて、
当時、出征を見送る際に使用されたと思われる名前が書かれた日の丸国旗や、
戦場にいく前撮影されたと思われる方の写真等が家にはあります。
その方々が学生時代に書いた日記をこの年末年始初めて読みました。
勉学勤まれていたことや、当時のご友人の名前等が書かれていたり、
実家の歴史の一部を知って、今自分の生活があるとすごく感謝でしかないと思う事や、
また父の代まで歴代受け継がれてきたモノがたくさんあることを知りました。
母は本家の嫁に来たことで私自身本家の娘として、
節目でのお参りに行ったり、その時々に必要な準備等、共に軽く学んできましたが、
年末年始のお墓参りはまた少し違う感謝の気持ちで
手を合わせる事ができたなと思います。
今年弟が入籍予定で、初めて妹という存在ができることもありますが、
お墓まいりや、仏壇に手を合わせる習慣等ですら少なくなってきている時代
今となっては墓じまいという言葉が目立つなか、
そういった習慣がないのも世代的には普通のことではあり、
そういった習慣がない方に、求めること、お願いする負担も時代的には
違うのはないかと、少しずつ自分の代で
継続してきたものを途絶えさせてしまうことになると
少し寂しい気持ちにはなります。
仕事やプライベートいろんな面で、離れる、諦める等
決して簡単な決断ではないこともありますが、
費用、時間、労力をかけてリスクがあっても
継続することが非常に困難の中、どう継続をさせるのかとういう事の大切さを
私自身学ぶ必要があるとも思いました。
新時代の中で、環境が変わっても繋いでこられたモノで
継続できるもの見つけたいと思いました。
★G★